恐怖と怠惰 -Fear or Laziness?-
"What are the barriers that keep people from reaching anywhere near their real potential? The answer to that can be found in another question, and that's this: "Which is the most universal human characteristic: Fear or laziness?” 「なにが一体私たちの本当のポテンシャルに近づくことから遠ざけているのだろうか。その答えはこのもう一つの質問に見つかる。「人類に最も共通する性質は?:恐怖、または怠惰か。」 映画、「Waking Life」でのワンシーンだ。 この問いが真理か否かは別として、的を得たものであることは間違いないだろう。 自らに降りかかる危険に対する恐怖が人間の本能として存在していることは、私たちは身をもって知っているが、「高みに登ることへの恐怖」があることを認識することはあまりないだろう。 はたまた、私たちはあまりにも怠惰で、かのルソーが「エミール」の中で述べたように、人間も「乗馬のように調教されなければ」その先の可能性にたどり着くことはできないのだろうか。 たとえ自分を調教し、高みを目指すにしても、間違った道にひたむきに走ることだけは避けなければならない。 この現代資本主義社会に置いて、何のレースに参加させられているか分からないまま、ひたすらに鞭を打たれている人々も少なくないだろう。 こういう言い方は何だが、昨今の状況はその鞭の手を逃れて、もう一度自分を見つめ直すにはぴったりのタイミングだろう。 鞭打たれ走らされる自分を捨て、イカしたwhip(車)を手に入れるべく、自分の中の怠惰を見つけwhip(鞭打つ)する時かもしれない。
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